最近日本を九州から関東へ横断した台風。皆さま大丈夫でしたでしょうか?

また、連日九州を襲っている大雨も例外ではありません。皆さまくれぐれもお気をつけくださいね!

 さて、最近いらっしゃったお客様から、「台風の被害は大丈夫でしたか?」というご質問。

本州と宮古島では台風を含めた自然災害に対する注意点が全く違うので、いくつかに分けてここでご報告します。

・大雨による影響
 大雨が降ると本州では、河川の氾濫、土砂災害などが報告されますが宮古島ではまずありません。いたってシンプルですが、宮古島には河川や山がありません。ですから、いわゆる「ゲリラ豪雨」など24時間に何十、何百mmという大雨が降っても水害や土砂災害は起きません。水はけの悪い道路で水が溜まり、交通に支障をきたすというのはありますが…それも特定な箇所で、島民全体の生活になんらかの支障をきたすものではありません。

・居住の違い
宮古島のほとんどの住宅はコンクリート造り。そして、平屋が多いです。それと比べ本州の作りは二階建て、そして瓦屋根が多いですね。台風の様な風速30m、40mなどが吹くと物が飛んで被害が出たりするのも高い建物が多いという点もあると思います。もちろん、住宅の作り方には色々な理由があると思いますが、台風による強風で自宅が半壊したりする報告は宮古島ではほとんどありません。強風による被害は停電ぐらいでしょうか(;^ω^)

・生活への影響
 宮古島に台風が来た際の一番の問題は、食に関する部分でしょう。宮古島は離島という事もあり、食品の流通は飛行機や船に頼る部分が大きいです。なので、台風が来るとしばらくスーパーなどの陳列が品薄状態となります(@_@。特に乳製品などはすぐ切れちゃいますね。

 以上、簡単ですがご紹介しました。全国的に台風のニュースが多くなる昨今。10年ほど前とは違い台風の発生場所や経路が大きく変わり、本州に向かう台風が増えた影響があると思います。最近の台風三号も発生場所が宮古島のすぐ傍でしたもんね( ゚Д゚)あれにはびっくりしました。
これから、台風シーズンとなる時期。皆さまくれぐれもお気をつけてくださいね‼

以上、ペンション道半でした~